miyummmのブログ

東京の端っこに住むアラフォー。性別は女。日々の出来事や、考えや感情を書き綴ってゆく予定。

仕事人生18年を振り返る①

こんにちは。miyummmです。

今日は1月6日(日)。

明日は1月7日(月)。

仕事始めです。

 

今回の年末年始は10日間お休みをいただきました。

どこに旅行に行ったわけでもないけれど、

自宅の大掃除に勤しみ、実家に帰り3食昼寝付きの上げ膳据え膳生活で怠けていたら

あっという間に10日間が終わります。

 

わたし、もっと休める!

もっとお休みちょうだい!

 

現実は明日から仕事なわけで、

昨日あたりから気が重くて仕方がありません。

休みの五分の一は気が重いってことか…w

 

私はシングルなので

仕事をしないと生活をしていけません。

なので仕事をしないわけにはいきません。

 

仕事始めを前に、こんなに気が重いけれど、、

働き始めて18年。今日はその半生をたな卸し。

仕事へのモチベーションにつなげたいと思いますw

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私は2001年に大学卒業した就職氷河期世代。

大学在学中から、就職できないという情報に恐れおののいていた。

しかも3流大学(いい大学だけどね)の文学部というつぶしの利かない私は

「好きを仕事にしたいわ!」と

中学ころから興味津々だった

「メイク・化粧品」の仕事をしたいと

大学三年の時に当時流行っていたダブルスクールでメイクアップアーティストのスクールに通ったわけです。

 

週2回、大学終わった後に半年スクールに通い、

資格はないけれどディプロマというものを取得。

でもきれいなモデルさんをメイクするより、

一般女性をきれいにするお手伝いがしたいわ、と

化粧品メーカーを中心に就職活動をしておりました。

 

総合職なんて募集すらない。

販売員だって少しの募集しかなかった。

すごくまじめにやったか、というと

もっとできることはあったかと思うのだけれど、とにかく厳しかった。

 

スクールの掲示板で知った化粧品販売のアルバイト先で

今の会社を知り、学生バイトながら新製品セミナーやらに行かせてもらっていた。

みんないい人でやさしいな、商品いいな、と漠然と思っていて。

学卒新人の販売職募集が出ていたので受けてみた。

 

エントリーシートってのがなかったのかな?

面接までたどり着いて、面接でセミナーであった支店長に遭遇。

「あれ?○○でバイトしている?」

という話になり…。

受かった気がするw

 

販売職として入社してからは

教育部のアシスタントからスタート。

社内での大御所先生がたくさんいる部署で新人ただ一人。

毎日びくびくおびえながら、仕事をしていたっけ…。

でも今でも大好きな先輩に出会って、辞めることなく頑張れたんだよねー。

今思うとストレスでいつもニキビいっぱい。(美容部員なのに)

緊張の連続だったけれど、全力を出し切って仕事していたなー。

泊まり込みの教育が多かったから、月の半分は家に帰れず、

休みの日は家で爆睡してたわ。

 

 

で、4年間勤務後、販売現場経験のない私は

異動希望を出して販売部門に異動したんだよね。

 

 

教育と販売はだいぶ違っていて、

教育は「理想」だけど

販売は「現実」。

教育は「チームで働く」だけど

販売は基本「一人で働く」。

そして「教育部から来たチーフ」みたいな目線にプレッシャーも感じていたわ。

販売経験は全然ないのに。とね。

 

1年間くらい働いたときに

「このままこの会社ですっと販売しているんだろうか」と思っちゃて。

都内で一人暮らしもできないほどのお給料で。

周りを見ていても、

結婚して辞める。

結婚しないで働き続ける。→全国転勤しながらマネージャー職に(なれれば高給。でも私には器なし。)

っていう道しか見えてこなくって。

 

 

販売に移動して2年足らず。

28歳、今の会社を一度退職しました。

 

結局、再入社させてもらってるんだけど、

辞めてからは辛かったw

 

辞めてすぐ転職紹介サイトに紹介された会社に入社したんだけど、

今まで新聞も読まず、世間を知らず、狭い世界で生きてきた私は

新しい会社で飛び交う単語もわからず、会話すら全く理解できなかった。

そこで私はなにくそと勉強する意欲もわかず、早々に心が折れ、

一か月もしないで辞めてしまった。

 

20代後半にもなって、情けないことをしたと

ものすごく落ち込み、しばらくぼーっとしていた。

 

仕事がないと毎日することもなく、したいと思うこともなく、

痛烈に思ったのは

「何の生産性もない私。存在価値ってあるの?」

 

仕事をしていないだけで、なんでそんな風に思うんだろうか?

わからないけれど、私は今もこの思いが大きい。

結婚して子供いて。という人生なら、違うんだろうね。

私に存在していてほしいと思うのは両親くらいだろうな、と思ってしまう。

その両親がいなくなったら私はどうなるんだろう?

今からすでにこわい。

 

そんなわけで、無職生活がスタート。

失業保険をもらうべくハローワークに行ったり。

ハローワークの独特な空気感は怖かったな。

大した理由もなく、仕事辞めました。という負い目も大きかったから。

 

職業訓練校でパソコンを勉強しながらの就職活動は

やはり化粧品を中心に行った。

でもどこに行っても「2個目の会社を一か月で辞めた」ということがネックに。

そりゃそうだよね。

私も理由をどう答えていたのか思い出せない。

 

痛感していたのは、

自分の生活に無関係なことには興味もてない性分。

最初の会社が好きだった。

ということ。

 

教育部で叩き込まれた自社の誇り。

「いい人」が多い暖かい社風。

ずっと使い続けたい商品。

 

ほかの化粧品会社に就職してもうまくできるかしら?

という不安を持ちながらの就職活動。

そりゃうまくいかない。

 

そんなことをしているうちに、

最初の会社の先輩が「戻ってくれば?」と。

結局、退社期間1年足らずで出戻ることに。

 

わがままを聞いて再び受け入れてくれた

会社、関係者の皆様には今も感謝の気持ちが尽きないのである。

 

 

つづく。